相模原市剣道連盟級位審査基準及び規定
(平成26年4月1日追施行、最終改定:平成28年4月1日)
級位 | 審査基準及びその留意点 |
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7級 | 級位審査基準要領をそのまま実施。 |
6級 | 【基本技】 面を2本 → 大きく振りかぶり、打突する姿勢・掛け声に元気がある。 【相対動作】 稽古及び試合の運びが自分の意志によりある程度できる。 (対象学年:小学1年生以上) |
5級 | 【基本技】面を2本 ⇒ 小手面2本 【相対動作】基本打突の攻防ができ、自分の打てる間合いから竹刀の打突部 (中結より先)で踏み込み・打突・掛け声・打ち抜けなどの一連の基本動作ができる。 (対象学年:小学2年生以上) |
4級 | 【基本技】面を2本 ⇒ 小手面2本 ⇒ 小手胴2本 【相対動作】 打突の機会をとらえて、一足一刀の間合いから基本打突や連続技を積極的に繰り出すことができる。 (対象学年:小学3年生以上) |
3級 | 【基本技】切り返し → 「動作を大きく正確」に「ゆっくり確実」に、リズミカルに行うことができる。 【相対動作】間合いの攻防の中から相手の動きをとらえて、先に仕掛けて打突することができる。 【木刀による剣道基本技稽古法】「基本1から4まで」(実技合格者を対象に実施する。) (対象学年:小学4年生以上) |
2級 | 【基本技】切り返し→左拳が頭上まで大きく振りかぶり・振り下ろし・竹刀を振る動作と足捌きのリズムとタイミングが合っている。 【相対動作】気合が充実して自分の有利な間合いから効果的な技を積極的に仕掛けて打突ができ、残心が見られる。 【木刀による剣道基本技稽古法】基本1から6まで」(実技合格者を対象に実施する。) (対象学年:小学5年生以上) |
1級 | 【基本技】切り返し→大技で速さと迫力があり、正確で滑らかな打ち返しができる。 【相対動作】気剣体一致・充実した気勢・体捌きなど相手の動きに対応して技を出し打突の機会をとらえて打突し残心がある。 【木刀による剣道基本技稽古法】 「基本1から9まで」 【日本剣道形】「太刀の形3本目まで」(実技合格者を対象に実施する。) (対象学年:小学6年生以上) |
7級 級位審査基準要領
基本動作 | 審査基準 | その留意点 |
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受審者整列 | 礼の位置に整列。受審者は、5~6名をグループとして審査する。 | |
礼 | 帯刀・さげとう 弦を下にして自然にさげる。 | 項弦を下にして自然にさげる。 |
構え刀(かまえ・とう) | 左手を腰に引き付けて帯刀の姿勢となる。 ・右足をわずかに(半歩)出し竹刀を抜きつつ蹲踞する。 ・中段に構える。 |
弦が上になっている。 |
足さばき・送り足 | 1・前へ(ヤアー) 2・前へ(ヤアー) 3・4 5・後へ(ヤアー) 6・後へ(ヤアー) 7・8 |
移動するときに『ヤアー』と発声さ せる。〔2往復〕 |
面の三挙動 | 1の号令で、大きく振りかぶる。 2の号令で、一歩前進しながら面の高さに振り下ろす。 3の号令で、一歩後退しながら、中段となる。 |
面を打つと同時に『面』と発声させる。〔5本〕 |
前進後退正面打ち | ・大きく振りかぶり一歩前進しながら正面を打つ。 ・そのまま一歩後退しながら大きく振りかぶり正面を打つ。 |
面を打つと同時に『面』と発声させる。〔10本〕 |
踏み込んで正面打ち | ・『ヤアー』の発声と同時に大きく振りかぶり、踏み込みながら『面』と発声しながら正面を打つ。 ・打突後、擦り足で前進し振り向いて中段に構える。 |
〔4本〕 |
構え | 構え・中段に | |
納め刀 | ・中段に構えたまま蹲踞する。 ・蹲踞の姿勢から左腰に竹刀を納める。 |
弦が下になっている。 |
帯刀の姿勢のまま左足より一歩後退して提刀にする。 | ||
礼 | 提刀の姿勢のまま | 整列をみはからって |
退場 |
相模原市剣道連盟級位審査規定(抜粋)
(資格)
第3条 級位を受審しようとする者は、次の資格を併せ有しなければならない。
(1)本連盟の所属会員であること。
(2)次の月数を経過し、かつ年令(学年)にかなうこと。
級位 | 修業年限(月数) | 学年 |
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7 | 小学生1年生以下 | |
6 | 前級位受有後6か月を経過した者 | 小学生1年生 |
5 | 〃 | 小学生2年生 |
4 | 〃 | 小学生3年生 |
3 | 〃 | 小学生4年生 |
2 | 〃 | 小学生5年生 |
1 | 〃 | 小学生6年生 |